まさか、あたしにまでそのフリが回ってくるとは思わなくて。
素っ頓狂な声をあげてしまう。
向こうもこっちも3人だからって、そんなところでまとめられても。
向こうにだって選ぶ権利はあるし、第一、青山くんはあたしみたいなタイプ嫌いなはず。
あたしだって苦手だし。
杏ちゃんの恋路は応援してあげたいけど……青山くんとはもう……関わりたくない。
「笹本くんのことが引っ掛かる?花恋が一生懸命誘ったのに、既読無視するような男のことなんて、もう忘れちゃいなよぉー!」
そう。
それもふたりに昨日のうちに報告していたんだ。笹本くんから返事がなかったことを。
メッセージアプリのグループトークで、ふたりはあたしの気持ちに寄り添って、たくさん慰めてくれた。



