もっと、俺のそばにおいで。



「あっそ」



青山くんは軽く言うと、店員さんに向かって何かを注文していた。


そして、ほんとにお金を払ってくれて、4人掛けのテーブルへつく。


長い脚をサラッと組んで軽くシャツの袖をまくった青山くんに、となりにいた女子高生グループが、わっと黄色い声をあげた。


……きっと、かっこいいとか言ってるのかな。


確かにそんな姿はかっこよく見えるかもしれない。


容姿だって、悪くない。……むしろいい方だと思うし。


そんな青山くんと向かい合って座るなんて、ある意味ツラい。


だからって、並んで座るのはもっとムリだけど……。