ばいばい、津崎。




津崎は、あの言葉を覚えてる?

あの嵐の中で私に言ったこと。

『来世でも俺を好きになって。その時は一緒に大人になって、もっと隣にいるから』と、約束してくれたね。


そんな約束をして、今になって後悔してない?

私、本当にずっと覚えているからね。

10年後も、20年後も、生まれ変わっても覚えているから今さらなかったことにしないでね。


だから、これは私からの約束です。

津崎。来世では私より長生きしてね。

それで、いつまでも一緒にいよう。


その約束が、本物になるまで。

きみに、また会える日まで。


――ばいばい、津崎。




《END》