ばいばい、津崎。
青春・友情
完
16
- 作品番号
- 1440970
- 最終更新
- 2024/06/11
- 総文字数
- 118,257
- ページ数
- 212ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 49,833
- いいね数
- 16
□ ■ □
取り戻したいのは、
きみと過ごした全部の時間。
今、伝えないと、手を伸ばさないと
永遠に、会えない人になる。
□ ■ □
2018・2月13日/完結、公開
この作品の感想ノート
私はこの本の冒頭部分を見た時にいなくなってしまう物語なのかなって思って読むのを避けてきました。
だけど今日、最後まで読み進めて津崎が望んで美を投げ出したのではなく心臓が苦しくて海に倒れてしまったというのに気付いたり、皐月が後悔しないように行動する姿にかっこいいなと思いました。
誰もが後悔していてあの時に戻れたらと願うけれど、戻れないという現実があって私自身も戻りたい過去があるけれど前に進まなきゃって思っていました。
だけどこの物語を読んで、後悔しても今できることを精一杯やろうと思わされました。津崎と皐月の二人の関係性がすごく素敵でした。
読んでて涙が出そうになりました。
自分は今、高校2年生で大人になれるか不安になってしまっています。
明日があるかなんて保証できないけれど頑張ろうと思います。
最後に永良サチさんの作品はどれも素敵で物語の世界観に包まれているような感覚になります。
この作品を本として手元に持っておきたいと思ってしまいました!
この作品と出会えて良かったです!
永良サチさんへ。
天川ゆずりです。
まず初めに、こんなに感動できる素敵な作品をありがとうございました。津崎と皐月ちゃん。両想いだったはずなのに、皐月ちゃんがトリップする前は気持ちを伝えられずにいなくなってしまった津崎くん。同じく、後悔しながらも、そのまま26歳になってしまった皐月ちゃん。
この2人は、どんなに頑張っても同じ時を生きる幸せな人生を歩むことはできなかったけど、トリップして、やり直したことでそれ以上に幸せな結末を迎えることができて、私は読んでいてとても嬉しくなりました。また来世で、という約束を果たすことができるんじゃないかなと思いました。
私は、このお話を読んで、何も気づけないて、何もしないで後悔は絶対にしたくないなと感じました。津崎くんと皐月ちゃんを見てそう思いました。私はまだ学生だから、今のうちにやりたいことをどんどんやっていきたいです。期末でもっといい点を取るぞーー!……とか笑。
それでは最後に。
私は永良サチさんの作るお話が大好きです。文章が大好きです。特にこのお話が大好きです!!だから、津崎くんにも皐月ちゃんにも、美貴ちゃんにも剛くんにも、もちろん哲平くんにも、もっともっと全員に幸せになってほしいと思いました。
永良さん、これからも小説作り頑張ってください。ずっと応援しています!!
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