リクに俺の夢話したっけ?


誰にも言ってないけどな・・・・・


でも多分、リクの事だから分かってるんだろうな。


そしてリクの隣に美紅さんが来る。


涙を袖で拭った。


「魁音。・・・・いつでもご飯食べに来いよ。待ってるからな。・・・・・・魁音。ありがとう。」


行くよ。


絶対行く。


そして最後に母さんがこう言った。


「・・・・・・・魁音に感謝してる人がたくさんいるの。忘れないで。」


うん。


絶対、忘れない。


ありがとう。


声になったかな?


・・・・・・・・・みんな笑ってるから、大丈夫か。



最後に見たみんなの顔は笑顔だった。