トン
『っ...。』
遂に、木に追い込まれ逃げるところがなくなってしまった。
「さぁて、お譲ちゃぁーん?お金を頂こうかねぇ?」
ブチッ
『あっ!』
首に下げていたバックを取られてしまった。
『か、返して!』
「嫌だね。ってあ?全然ねぇーじゃん。つまんねーの。」
盗賊の1人はバックに入っていた財布を取り出し中身を見て言った。
「チッ。使えねーな。これで終わるのもつまんねーし、こいつ、襲ってくか。」
「ふっ、そうだなぁ?丁度溜まってるし、ヤッてくかぁ?」
『え...?ってきゃあぁあ!!!』
ビリビリ
いきなり腕を引かれ、地面に押し倒された。
『な、何すんのよ!!』
逃げようと、手を上げようとするも、男に手を掴まれ、両手とも頭の上で抑えられてしまった。
「何って、ヤるに決まってんだろぉ?お譲ちゃんは、大人しくしててなぁ?二ヒヒヒヒ。」
男は、ゆっくりとふくらはぎから太ももへと体のラインに沿って触っていく。
気持ち悪い!気持ち悪い!気持ち悪い!
誰か...助けて!!!



