や、やばっ!? 木々の奥から2人の盗賊のおっさんが出てきた。 『な、何よ!?』 私は、焦って後ずさりしながら訊ねた。 「何ってよー?勿論、金を奪うに決まってるじゃねーか?」 「さっさと、寄越しなよぉ?二ヒヒヒヒ。」 ジリジリ おっさん達はとってもきもい顔で近寄ってきた。 『ち、近づかないでください!』 あぁぁあ。 どんどん追い込まれてくぅ! 絶体絶命! まだ、こんな所で死ぬのは早いってのに!