私達が無意識のうちに走っていてハッと気づくと森にいた。 なぜ森に来ているのかはわからなかったが、とにかく前へと歩いた。 夏希の死は残酷で、私達はとても怖くなった。 ひたすら無言で歩く。 その無言を打ち破ったのはくれあだった。