何だかんだでもうすぐ3年生……




学校は、みんなに事情説明して、奏風のことも私の過去のことも全部話すことにした。


みんなは最初唖然としてたけど、優しく包み込んでくれた



それに、あたしは……は、恥ずかしいことにみんなの前で泣いてしまった…



とても暖かかった……



あの時、人の真っ黒な部分にしか触れず、しばらくの間……愁華以外人の温もりに触れてこなかった。


だからこそ、こんなにも人って暖かいんだ。って思えた。