リストバンドの約束


「外周ラストーーーー!!」


「「「「「はい!!」」」」」


今日は外周からスタート。


今日は今年一番の暑さって言ってたな。


外に出るとぶあっと暑い風が吹いてきた。


これは・・・・・・暑すぎる!!


私は自分の頬をペチっと叩いて走り出した。


今日は体育館が午後からしか使えないから男子も一緒に走る。


序盤はいつも通り走るけど、4周目に差し掛かろうとした時急に目眩がしてきた。


あっ、やばいかもって思った時にはもう遅かった。


私はその場にしゃがみ込んだ。


あぁ、気持ち悪い。


しゃがみ込んでも目眩が止まらない。


私は座っているのも辛くてその場に倒れた。


「・・・・・・由紀!!」


一瞬私を呼ぶ声が聞こえたけど、私は目を閉じた。







「・・・・・・・き!・・・・・・由紀!!」


私の名前を誰かが呼んでる。


聞いたことある声。


私はゆっくりと目を開けると、目の前に白い天井が見える。


私、外周行ってたんじゃないっけ?


「由紀!!目ぇ覚めた!?」


隣には焦った顔の東吾。