リストバンドの約束

バスを降りて整列する。


「今から1度ペンションに行って荷物を置いてから、体育館に移動する。キャプテンの指示に従えよ。今日は午後からの練習になるからな。」


「「「「「はい!!」」」」」


私達はキャプテンの指示に従って移動した。


一つのペンションに5人から6人。


私は1年のみんなと同じ。


移動しているとチームメイトの真由が私の隣に来た。


「由紀って東吾君と仲いいんだね!びっくりしたよー。由紀って言っても返事しないし、しかも2人で仲良く寝てるし。」


「ごめんねー!っていうか、私より先に東吾起きたんでしょ?なんで起こしてくれなかったんだろ。」


私がそう言うと真由がふふっと笑った。


「何がおもしろいの?」


「んー?秘密ー!その代わりこれ由紀に送ってあげるね?さっき東吾君にも送ったんだけど。」


真由は自分のスマホを私に見せてきた。


そこには東吾の肩に寄りかかって寝ている私の姿と、目をつぶって寝ている東吾の姿。


「なっ!?なんでこんなの撮ってるの!?」


寝てる時にパシャって音したのはこれか!