リストバンドの約束

「ううん。違うよ。・・・・・・ただ、なんか分かんないけど、東吾が触れるとなんか緊張して。・・・・・恥ずかしい。」


小さい声で言うと、東吾は顔を抑えてそっぽを向いた。


「・・・・・・・・マジで、それはないだろ。」


「えっ?なんか言った?」


「なんでもない!着くまで肩貸して!!」


急に半ギレした東吾が私にまたもたれかかる。


よく分かんないけど、私も段々眠くなってきて目を閉じた。


すると遠くからカシャッという音がした。


私は夢だと思って気にせず眠った。


・・・・・・・・・・・・


「・・・・・・ゃん。・・・・・・ちゃん。・・・・由紀ちゃん!」


「はいっ!!」


勢いよく返事するとみんなくすくす笑っている。


「やっと起きたー。ずっとみんなで呼んでたんだよ。東吾君は先に降りちゃったけど。」


「ごっ、ごめん!!ありがとう!!」


恥ずかしーーーー!


爆睡してたよ。