ここまで来たら、もう完全に鞠子先輩のペースだった。
「本当?じゃあ、お願いするね。あ!あと、これ。私のLINEのID。OKだったら、連絡してね!」
可愛らしい付箋に書かれたIDのメモも思わずを受け取ってしまう私。
そして、極めつけは、
「結茉ちゃんなら賛成してくれるって思ってたんだ~私も馨の説得頑張るから結茉ちゃも頑張ってね。連絡待ってるね」
そんな、都合のいい解釈だけして鞠子先輩は去っていく。
…ちょっと待って。いつから私が賛成派に!?てか、私の意思は、無視…??
…なんなのあの人…。天然?計算??
またもや、ポツンと踊り場に取り残された私は、しばらくの間、ただただ立ち尽くすことしかできなかった。



