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「結茉ちゃん!ゴメンね。待った?」
「いえ。今、来たところです」
今、私と鞠子先輩がいる場所は、2年と3年生の教室がある階段の中間にある小さなスペース。
階が違う友達や先輩、後輩と話すときによく使われている踊り場のような所だ。
「ゴメンね。竹下先生の話がながくって…来年、結茉ちゃんたちも習うかも知れないね」
ふふっと、小さく微笑む鞠子先輩。
「あはは、そうですね……あの、鞠子先輩…私に用事って何ですか??」
このままだとなかなか本題に入らなさそうだったので、自分から彼女に話題をふってみた。
休み時間もそんなに長くないしね。
「あ!そうそう!実はね…今度馨と遊びに行くんだけどよかったら結茉ちゃんも来ないかなって」
…は?



