その際に、鞠子先輩と馨も注文をしている様子が目にはいる。
…結局、馨。さっき…何を言いかけてたんだろう。
鞠子先輩が来てしまったことにより、うやむやになってしまったが私に何かを伝えようとしていた馨。
久しぶりに、きちんと彼の目を見て話したからなのか先ほどの光景が頭の片隅に残ってはなれない。
「アイスコーヒーとリンゴジュースのお客様、こちらになります。」
「あ、はい。ありがとうございます」
店員さんにお礼を言って、商品を受けとる。
万里くんのところに戻らないと…
そう思って、もときた道を戻ろうとした時
「結茉ちゃん、またあとでね!万里くんにもよろしくね」
と、声をかける鞠子先輩。
私は彼女に軽く会釈をすると、足早にその場を後にした。



