すると、
「…それって…結茉がアイツと二人きりになりたいってことか?」
「…え?」
「つか、いつから結茉たちは付き合ってんの?俺に一言報告してくれてもよくね??」
ジッと、視線を私に合わせ、強めの口調で馨は話す。
「あ、いや…えっと」
そんな馨にしどろもどろになる私。気まずくて、視線もそらしてしまう。
だって、まだ私と万里くん付き合ってる訳じゃない。告白はされたけど…曖昧な関係だ。
そんな関係をなんて馨に言えばいいかわからなくて、つい
「まぁ、いいじゃん。私たちの話は…馨に関係ないし」
と、口に出してしまった。
その瞬間、
「…っ、関係なくねーよ。俺は……」
ギュッと、手首を掴まれ、私は思わず視線を馨に向ける。



