「どう??鞠子先輩とのデートは?」
茶化すように笑顔を向ける。
「あぁ、楽しいよ」
「そっか…よかったね。鞠子先輩もそろそろ大学の受験勉強とか忙しくなるだろうし」
「…そうだな」
「………」
な、なんだろう…。
万里くんといい、馨といい…どうも浮かない顔をしている。
特に馨なんて、大好きな鞠子先輩とのデートなんだからもっと楽しそうにしてもいいのに…はっ!もしかしてまだダブルデートのこと引きずってるとか…??
確かに馨の立場を考えると、私と万里くんの存在はだいぶ邪魔なわけで…。
私は、少し考えて
「ねぇ、馨。やっぱり午後も別行動にする?せっかくだし、鞠子先輩と1日一緒にいたいよね?あれだったら私と万里くん抜けてもいいし」
と、提案する。



