優しい万里くんは、私に気を遣わせまいと何ともないように振る舞ってくれている。
……万里くん、私に心配かけたくないから言わないんだろうな。
と、頭ではわかっていても、素直に言ってもらえないことがちょっとだけ寂しく感じた。
それならと、
「じゃあ、ちょっと休む??私、あっちの売店でジュースかなんか、買ってくるよ!万里くんは何がいい??」
休憩することを提案した私。
少しゆっくりしたら、万里くんも元気になるかもしれない。
「…ありがとう。じゃあ、アイスコーヒーで」
「わかった!アイスコーヒーね!じゃあ、万里くんはあっちのベンチで休んでて。私、すぐ買ってくるから」
彼に向かって、笑顔を浮かべ私は売店のある方向へと歩みを進めた。



