本当に今日は何事もなく平和に過ごせればいいんたけど…。 心の中でそっとため息をこぼす。 そんな私の心配をよそに、先日の一見を知らない鞠子先輩は、私にスマホで遊園地の画像を見せながら楽しそうに話しかけてくる。 「結茉ちゃんは絶叫系大丈夫??」 「あ、はい。わりと得意です」 「そうなんだ!すごいね!私、絶叫系全然ダメなの」 なんて、他愛もない会話で時間を潰していた。 その時、 「遅くなってごめん、結茉ちゃんたち早いね」 と、声をかけてきたのは万里くんだった。