もっともなアンディの言葉に、俺はガツンと頭を殴られたような気分になった。 「そう、なのかな…?」 「そうさ。リョータはナナが大事。だったら、ナナだって大事に思ってる。ボクはそう思うよ」 直感だけどね…とウィンクをして先に病室に入っていくアンディの背中を見つめながら、やっぱりななの顔を見たいと思った。 なな。 なな…。 この想いをキミにぶつける事を…。 許して欲しい。 大好きだって。 ……愛してるんだって…。