「で。素子、バイトの許可いつもらうんだ?」 今朝は会長のせいで担任の先生と話す時間がなかった。 「紙1枚書いてもらうだけなんだろ」 「うん。今から職員室行ってこようかな」 「一緒に行こうか」 「一人で大丈夫だよ」 お弁当箱を持ち、立ち上がる。 「すぐ、戻ってくるね」 ひとり、屋上をあとにした――。