……え。 え、え? あたしの目は、写真のある一点で釘付けになった。 「そんなわけ……」 何度もまばたきをして、よく見直す。 たけど、間違いない。 どうして……。 どうして、ここに……? 手が震える。 お兄ちゃんと同じく最後列に並んで写っていたのは。 「黎」だった。