身動きも出来ずに固まっていると、彼の舌があたしの唇を割って入ってきた。 これは………… 「やっ……!」 本能がヤバイと叫び、咄嗟に彼の胸を押した。 体が震えてどうしようもない。 足がガクガクして動けない。 なに……なんなの……。 あたしは今、なにをされたの……。 そんなあたしを、彼は傍観して。 「キスひとつで震えて、それでも子供じゃないって言い張んの?」 キス。 言われて、その事実が鮮明なものになる。 あたし、この男にキスされたんだ……。