「おー、やってるやってるー」
その声で、その場が和む。
「あ、大翔さんに旬さん!」
やって来た2人は、お父さんの中学時代からの仲間。
さっきも言ったけど、大翔さんは颯人のお父さん。
「颯人も美月もしっかり働いてるかー?」
ヘラッと笑って言うのは、旬さん。
旬さんは、「ひとりの女になんてしぼれねー」なんて言い、独身生活を謳歌中。
背も高いしカッコいいし、仕事も外車専門のディーラーをやっているらしく、相当モテているみたい。
「……にしても、ふたりとも相変わらず垢抜けねーなー。俺らが高1の時はもっと大人だったよなー」
「だなー」
どうだか。
お母さんが言うには、大翔さんも旬さんもやんちゃだったらしい。



