DARK ANGEL-至上最強の男に守られたい-


耳にタコ。

そして長くなりそうなそのセリフを遮って、お兄ちゃんを追い払おうとすると。


「お前は信用ねえからな。なんど前科があると思ってんだ」


「前科って……」


……まあ、身に覚えがないわけじゃないけど。


言い方が悪いよね。


「見張ってないと逃げ出しかねねえしな。目の前で着替えろ」


「お兄ちゃん変態。妹の着替えを見ようとするなんて悪趣味じゃない?」


いくら兄妹でも、あたしはもう立派な女子高生。


お兄ちゃんの前で着替えなんて出来るわけない。


「チッ」


つきあいきれない…というような舌打ちを残したけれど。


それでも、あたしのプライバシーを尊重してくれたのか、お兄ちゃんは出て行った。