ムカつくくらい、日替わりランチ状態の天気に、思わず舌打ちしとうなる。 全く、昨日の夏日を返せっちゅーねん。 体調管理に、支障が出るやないか。 そんなことを思いつつ。 愛しい彼女との甘い時間を経て、オレはご機嫌で部室へと向かう。 やっぱ、彼女は、世界一可愛いと思うわ。 そう思うだけで、なんや鼻歌まで出てきそうで。 デレっとした顔をなんとか引き締め、バスケ部部長の吉原にどやされんように、平静を装うことにする。