三月の雪は、きみの嘘

「これって……」


さっき、思い出した絵本の続き?


夢でも見ているような気持ちで、何度もその文字を読んだ。



めまいのように景色がゆらゆらとゆがんで目を閉じると、なぜか雪がふっている町に立っている景色が見えた気がした。