そう願いながら家に着いた私は、一気に階段を登りお母様の居る部屋へと向かう。
「お母様! 早くここから──」
そこで私の言葉は止まった。部屋に入った瞬時に、足元に血の海が広がっている事に気がついたからだ。
「お、か……」
ゆっくりと顔を上げると、広がる血の海の真ん中にお母様は倒れていたのだ。
「い、いやぁぁぁ!!」
私は怖くなってその場に座り込んでしまった。お母様は目を開けたまま倒れている。その瞳から光がない事に気が付き、もう既に死んでいると思った。
「そ、んな……お母様」
目から涙が溢れポロポロと頬を伝った時。
「なんだ、このうるさい小娘は?」
すぐ後ろから声が聞こえ肩が上がる。そして髪の毛を思いっきり引かれた。
「いたっ!」
「お? こいつもエアの末裔か?」
男はそう言うと私の首筋に剣を突きつける。
「ひっ!」
剣を突きつけられたところから体全体に震えが走った。
「おい小娘。この村に星の涙があるはずだ。どこにあるのか応えろ」
「そ、れは……」
どうしてエアの末裔じゃない人が星の涙の事を知っているの?! 誰からその情報を?!
そう思いながら私は倒れているお母様に目を向ける。
星の涙はお母様の胸元にあるはず。でもお母様の体から魔力を感じない。もしかしたら既に私の体内に?
「おい! 早く応えろ!」
「ひゃっ!」
すぐ近くで怒鳴られ身を縮こませる。
怖い……。いつ殺されるのかも分からないこの状況で、私が星の涙を持っていると知ったら、この人は私をどうするの? まさかお母様みたいに私まで──
「お母様! 早くここから──」
そこで私の言葉は止まった。部屋に入った瞬時に、足元に血の海が広がっている事に気がついたからだ。
「お、か……」
ゆっくりと顔を上げると、広がる血の海の真ん中にお母様は倒れていたのだ。
「い、いやぁぁぁ!!」
私は怖くなってその場に座り込んでしまった。お母様は目を開けたまま倒れている。その瞳から光がない事に気が付き、もう既に死んでいると思った。
「そ、んな……お母様」
目から涙が溢れポロポロと頬を伝った時。
「なんだ、このうるさい小娘は?」
すぐ後ろから声が聞こえ肩が上がる。そして髪の毛を思いっきり引かれた。
「いたっ!」
「お? こいつもエアの末裔か?」
男はそう言うと私の首筋に剣を突きつける。
「ひっ!」
剣を突きつけられたところから体全体に震えが走った。
「おい小娘。この村に星の涙があるはずだ。どこにあるのか応えろ」
「そ、れは……」
どうしてエアの末裔じゃない人が星の涙の事を知っているの?! 誰からその情報を?!
そう思いながら私は倒れているお母様に目を向ける。
星の涙はお母様の胸元にあるはず。でもお母様の体から魔力を感じない。もしかしたら既に私の体内に?
「おい! 早く応えろ!」
「ひゃっ!」
すぐ近くで怒鳴られ身を縮こませる。
怖い……。いつ殺されるのかも分からないこの状況で、私が星の涙を持っていると知ったら、この人は私をどうするの? まさかお母様みたいに私まで──



