そんな恐ろしい物が……私に受け継がれるの? そう思ったら怖くて仕方がなかった。
「これは決して完成させてはいけない魔法なのです」
私は恐る恐るお母様に聞く。
「その魔法の名前は?」
「世界の魔法(ヴェルト・マギーア)です」
世界の魔法──ヴェルト・マギ―ア。初めて聞いた名前だった。
「この星の涙を体に宿すには、それなりの代償が必要なのです」
「……代償」
お母様の話を聞いていく中で私の体は震え始めていた。それに気がついたお兄様も、苦しい表情を浮かべながら話に耳を傾けていた。
「一つは自分の寿命、二つ目は自分の魔力です。星の涙は自分の魔力を少しずつ吸収していき、魔力を膨張させていきます」
「じゃあ……お母様の魔力は」
「私の魔力はもうほとんど残っていません」
「そんな……」
お兄様は拳に力を込めると唇と噛んだ。
「私の事は良いのです。オフィーリア、あなたは先の事を考えなさい」
お母様の言葉に私は頭を左右に振る。
「先の事なんて……私には分かりません」
どうして私たちがそんな物騒な物を受け継がないといけないのか、それを体内に宿す事でどうして、寿命と魔力を代償にしなければならないのか、幼かった私には理解出来る話じゃなかった。
「大丈夫です」
お母様は優しく微笑むと私の頬を撫でる。
「きっとあなたを守ってくれる人が、あなたを愛してくれる人が必ず現れます」
「それっていつですか?」
私の言葉にお母様は頭を左右に振る。
「これは決して完成させてはいけない魔法なのです」
私は恐る恐るお母様に聞く。
「その魔法の名前は?」
「世界の魔法(ヴェルト・マギーア)です」
世界の魔法──ヴェルト・マギ―ア。初めて聞いた名前だった。
「この星の涙を体に宿すには、それなりの代償が必要なのです」
「……代償」
お母様の話を聞いていく中で私の体は震え始めていた。それに気がついたお兄様も、苦しい表情を浮かべながら話に耳を傾けていた。
「一つは自分の寿命、二つ目は自分の魔力です。星の涙は自分の魔力を少しずつ吸収していき、魔力を膨張させていきます」
「じゃあ……お母様の魔力は」
「私の魔力はもうほとんど残っていません」
「そんな……」
お兄様は拳に力を込めると唇と噛んだ。
「私の事は良いのです。オフィーリア、あなたは先の事を考えなさい」
お母様の言葉に私は頭を左右に振る。
「先の事なんて……私には分かりません」
どうして私たちがそんな物騒な物を受け継がないといけないのか、それを体内に宿す事でどうして、寿命と魔力を代償にしなければならないのか、幼かった私には理解出来る話じゃなかった。
「大丈夫です」
お母様は優しく微笑むと私の頬を撫でる。
「きっとあなたを守ってくれる人が、あなたを愛してくれる人が必ず現れます」
「それっていつですか?」
私の言葉にお母様は頭を左右に振る。



