「えっ、いいよ。」


「ありがとう。」


窓側の方が良かったし、ラッキー!


ってそうじゃない!!


「あの、それで私の話無視しないでください。」


バックを移動しながら言う。


「あっ、ごめん。俺は三波蒼瀬。えっと、君は・・・」


「東詩織です。よろしくね。」


「よろしく!」


本当に聞こえなかったのかな?


まぁ、もういいけどさ。


「蒼瀬君って呼べばいい?」


「うん。俺は詩織ちゃん?」


「ちゃんなんていらないよ!呼び捨てで!」


「じゃあ、俺も呼び捨てでいいよ。」


そこから蒼瀬とは担任が入ってくるまで色んな話をした。