〈夢葉、ありがとう。私、頑張るね〉


私は夢葉にお礼を言う。


頑張ろうと2人で言葉を交わした後、私達は体育館へ向かった。


体育館に行く道も、桜が咲き乱れていた。


私は、とっさにその桜の木をカメラで撮った。


夢「え、なになに〜もしかして、絵描くの?」


〈うん。あまりにも綺麗だったから。〉


夢「ほんとに綺麗だよね〜私達を歓迎してるみたい!!」

あー確かに…


夢「それにしても、これを描こうという気持ちを尊敬するよ」

〈そう?絵描くの楽しいよ?〉

絵を描いてる時だけ、自分で入れる気がする。