初めてそう思った。


夢葉しか友達がいなかった私は、それが信じられなかった。


このクラスで良かった…ここにいていいんだ…


そうゆう想いが押し寄せてきて、泣きそうになった。


華月くんの後に拍手をしてくれたのは、夢葉自己紹介してた子達。


席に戻ろうとして、夢葉方を見るとよかったねと言ってくれて、また泣きそうになった。


華月くんにお礼を言おうと華月くんに近づくと、優しく微笑んでくれた。


〈拍手、とても嬉しかったです。ありがとうございました!〉


それが、私達の出会いだった。


私は忘れることのできない出会い。


あなたは覚えてますか?



私達が出会った時の事を……