あなたに会った日はいつだっけ?


それは誰も知らない物語…




私、神崎陽葵は小学校の頃から、喘息と心臓病を持っている。


あまり外に出たことがなく、ずっと病院にいた


友達だって、幼稚園以来いない。


運動だってもちろんできないし、普通の生活を過ごしたことがあまりない。


高校生になった今、少し病気が落ち着き、笹峰愛学園というところに入学を許されたのだ。

お母さんとお父さんは、幼稚園の時に事故で亡くし、そこから病院暮しだったので、1人暮しをすることになった。