青春・友情
完

- 作品番号
- 1420236
- 最終更新
- 2017/04/02
- 総文字数
- 4,443
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 796
- いいね数
- 0
閉鎖された学校の屋上に上がりお前とやった事を。
高校三年間で最も面白かった事かも知れない。
リアルな青春です。
2017三月二十七日完結
この作品のレビュー
なにかを求めている訳でもなく
なにかを諦めた訳でもなく
ただ、言いようのない思いを形にした時、
それは屋上での儀式
彼らがダイブした先に一瞬でも
希望の光は見えたのだろうか
彼らが再び立ち上がった時
その足はちゃんと地についていたのだろうか
幾年の月日が流れてもきっと答えは出ない
ただ、この季節が来るたびに
いつまでたっても抜けない棘のように
胸のどこかが痛む
チクリチクリとあのダイブで受けた痛みのように
記憶となってそれは決して色褪せることなく
残り続けるのだろう
青春の一コマを決して熱くなることもなく
淡々と描いてあるところに
とても好感を抱きました。
是非、一読を。
青春とは恐ろしく暇で、それでいて力はもて余していて、だからこそバカバカしくもありおもしろい。
一気にあの日あの時に気持ちが呼び戻されます。
この作品の感想ノート
おー!東雲さん感想ありがとうございます。しかし、この頃は女子の方が断然大人ですよね。
僕には当時の女子が何を考えてたのか分かんなかったです。
男の方が子供ですからこういう事が出来たと思いますよ。
あの頃の村本ってのはありますね。
自分自身最近思うんです。変わらず付き合ってたら良いんですが久しぶりに会うと非常にやはり変わっててえー!それじゃないって有りますよ。
ルックスとかより中身が変化してるんですよね。
感想ありがとうございます(^-^)/口の中だけですから大丈夫です。いつもありがとうございます♪
情景が目に浮かぶ、とても素敵な作品でした。主人公がその時その時に感じた思いを素直に書かれていて、過分なく、よく伝わってきました。そうか、男子高校生はこんなことを考えながら青春時代を過ごしているのか、と(笑)。小田さんの感想と被りますが、羨ましいなと思います。屋上へ上がるにしても、まず女子は鍵をノコギリで壊す段で躓き、運良く進入できたとしても、飛ぶところまで突き抜けた行動はできない生き物だと思うからです。進入禁止の屋上は女子にとっても心をくすぐられる存在なのですが。
大人になった村本に会いたい訳ではない、あの頃の村本に会いたいんだ、という一文に、何だかとても心を打たれました。ハッとさせられた。
季節に相応しい、灰色がかっているけど爽やかな、素敵な作品でした!執筆、お疲れ様でした。
(末筆ながら、口の中の怪我、お大事になさってくださいね(´;Д;`))
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