「勝手に早死にさせないでよ。」
私だってね、結構長生きしたい派の人間なんだからね。
自分だけ長生きしてるなんてせこい話。
「そうことじゃねえよ。
俺はお前だけに
好かれてたらそれでいいっつったの」
「……絶対言ってないでしょ」
だって、そんなふうには全く聞こえなかったもん。
しかも、なんで私だけに?
「細かいことは気にすんな」
はあ…?
もう斗樹には呆れるというしか言葉がないみたい。
普通に気にするでしょ。
あんたみたいなやつだけだけだよ?
気にしない、単細胞なのは。
「しかも、私だけって斗樹は結婚する気ないの?」
それじゃあ、いつまで経っても結婚できないじゃん。
斗樹なんて、早く結婚して子供のお世話見てる感じするのに。
「俺はミナとしか結婚する気ないもん」
ん…?
私は一瞬自分の耳を疑った。
だって、今……なんかすごいこと言われたような?
「…頭おかしくなった?」
なんの躊躇もなく、サラッとなんてことを言うの!?



