「そんなこともう何十回も言ってんだろうが。
色々と理由はあるけど、ただミナのことが好きなだけ」
「……答えになってない」
「ゴチャゴチャうるせぇな。
どうして私なの?なんて聞かれても俺だって分かんねぇよ。
でも訳わかんないくらいお前が好きなんだから仕方ないだろ」
さっきから“好き”を連発されて
体が沸騰してしまいそうなほど熱い。
「そう……変なこと聞いてごめんね」
「別に。つーか、お前はいつも俺に変なことしか言ってねぇだろ」
「はぁ!?どういう意味よ!」
さっきまで気まずい雰囲気だったのに自然といつものように戻っていることに気がついた。
それも全部斗樹のおかげなんだろうな。
斗樹じゃなかったら今頃大喧嘩してるよ。



