「釣り合うってなんだよそれ…。
俺はな、お前がどんなにみっともない姿してても可愛いと思うよ。
だって、俺の中で一番可愛いのはお前なんだから」
「え…?」
「つーか、俺のほうがお前と不釣り合いなんじゃね?
頭も悪いし、優しくねぇし…でもいつか俺はお前に釣り合うような男になるから」
そう、何かを決意したような声で言った斗樹にさっきから心臓がうるさく音を立てている。
なんで…斗樹の言葉一つで胸の痛みが取れてるんだろう。
「だから気にすんなよ。
世界中のみんながお前を可愛くないって言っても
俺はお前のこと、誰より可愛いって思ってるから」
「な、なんかそれ失礼……」
だけど、嬉しかった。
斗樹がそういって私の頭を優しい笑顔を浮かべて撫でてくれたことが。
胸がキュッとなって、とても変な感じだ。



