BAD & BAD【Ⅱ】





師匠だけじゃなく、言葉にだって限界があるんだよ。言葉の力をそんなに頼るんじゃない!



それだけで変わった方が奇跡だよ。


師匠の小学生並の純粋さに感服だわ。



「暴れてる最中に訴えかけても意味ないだろ」


「何を言われても、どうせ覚えてないだろうしね~」


「あー、そうか!」



大宮ツインズが指摘すると、師匠はなるほどと手を叩いた。


いや、なるほどじゃないよ。

今気づいたんかい。遅すぎだよ。




「この中に酒乱の人いる?」


「なんだよその質問」


「同じ酒乱の人がいたら、京ママを変えるヒントをもらえるかなぁって思ってさ」


「……俺達、不良だぜ?」




たかやん、いきなり何?


そうだね、私達は不良だね。そんなこと知ってるよ。


それがどうしたの?



「常に暴れてる奴らが酒を飲んで暴れてても、それが普通だと思ってっから、酒乱かどうかわかんねぇよ」



た、確かに……!