師匠だけじゃなく、言葉にだって限界があるんだよ。言葉の力をそんなに頼るんじゃない!
それだけで変わった方が奇跡だよ。
師匠の小学生並の純粋さに感服だわ。
「暴れてる最中に訴えかけても意味ないだろ」
「何を言われても、どうせ覚えてないだろうしね~」
「あー、そうか!」
大宮ツインズが指摘すると、師匠はなるほどと手を叩いた。
いや、なるほどじゃないよ。
今気づいたんかい。遅すぎだよ。
「この中に酒乱の人いる?」
「なんだよその質問」
「同じ酒乱の人がいたら、京ママを変えるヒントをもらえるかなぁって思ってさ」
「……俺達、不良だぜ?」
たかやん、いきなり何?
そうだね、私達は不良だね。そんなこと知ってるよ。
それがどうしたの?
「常に暴れてる奴らが酒を飲んで暴れてても、それが普通だと思ってっから、酒乱かどうかわかんねぇよ」
た、確かに……!



