「もちろん、お前が自殺した話も 病院での話も全部したけどー。 言ったらこいつら、なんて言ったと思う?」 得意げに言い放つあづの態度が、ムカついて仕方がなかった。 なぁ、おちょくってんのかよ……。 「……そんなん、ダサい以外の何モノでもないだろ」 これを言わせたくて仕方がねぇのかよ……。 「いーや、ハズレだ。 みんな、泣き喚いたよ!!!!」 「は?」 無意識のうちに、戸惑いの声が漏れた。