「はいはい。アンタら漫画の見すぎー。うちらいるの忘れないでよねー」




 するとそこに、KYたが的確なめぐの文句が一つ放たれた。




「はぁ?忘れてねぇし!! こういう誓いは、2人きりでやるもんじゃないだろ!!」



 俺はつい反射的に、めぐに思いっきり言い返していた。



「あづ、おまえ、顔真っ赤だから。ヒー、ククッ……」





 潤が堪えきれないという様子で、腹を抱えて笑った。






 そのせいで俺の顔は余計熱を持ってしまい、みるみる赤くなっていった。