仁も俺と同じ考えか。 「なんで、アイツは動かない。 2年間全く動く気配はゼロだ」 「…仁もそう思うか。 なんでアイツは動かない? 普通、追ってくるか探すかするだろ。 なのに、そんな姿を見せない」 俺達からしたらありがたいけど、 謎だ。 少し怖い。 「あ、サクラおかえり」 流れるプールを1周してきたサクラは私の 背中に乗ってブルブルと身体を震わせた。