実際、そうなっていたし、さっきまで。
こちらを窺うように見ている成田を見ながら言う。
「成田に結んでもらうよりマシだろ。
店員同士でいちゃついてるように見えるから」
結んでやりながら、
「なんでわざわざ戻ってきた?」
と問うと、
「いえ、海里さん、珈琲だけ頼まれたから。
この時間は、モーニングの方が多いので、ちゃんと朝食食べられたのかな、と思って、気になって。
最近、朝食食べないって人、多いですもんね」
と言ったあとで、顔を上げたあまりは、おや? という顔をする。
「どうした?」
と訊くと、
「いえ。
あのお客様、何処かで見たような……」
とさっき、あまりにモーニングを頼んだ男を見て呟く。
「大丈夫か?
付け回されてるとか?」
ストーカーか? と言うと、
「ストーカーはお前だろ」
といきなりトレーで後ろからはたかれた。
頭を押さえ、
「店員っ」
と成田を睨むと、成田は冷ややかに見下ろし、
「踊り子さんには手を触れないでください」
と言ってくる。
誰が踊り子だ……。
こんなサービス精神のない踊り子が居るか。
こちらを窺うように見ている成田を見ながら言う。
「成田に結んでもらうよりマシだろ。
店員同士でいちゃついてるように見えるから」
結んでやりながら、
「なんでわざわざ戻ってきた?」
と問うと、
「いえ、海里さん、珈琲だけ頼まれたから。
この時間は、モーニングの方が多いので、ちゃんと朝食食べられたのかな、と思って、気になって。
最近、朝食食べないって人、多いですもんね」
と言ったあとで、顔を上げたあまりは、おや? という顔をする。
「どうした?」
と訊くと、
「いえ。
あのお客様、何処かで見たような……」
とさっき、あまりにモーニングを頼んだ男を見て呟く。
「大丈夫か?
付け回されてるとか?」
ストーカーか? と言うと、
「ストーカーはお前だろ」
といきなりトレーで後ろからはたかれた。
頭を押さえ、
「店員っ」
と成田を睨むと、成田は冷ややかに見下ろし、
「踊り子さんには手を触れないでください」
と言ってくる。
誰が踊り子だ……。
こんなサービス精神のない踊り子が居るか。



