それに行けるんだったらこんなに苦労してないわ!
「ちょっとぉー。何も話してないじゃない。いい?あなたにはこの魔力のこもったアクセサリー達を付けて学校に行ってもらうわ。」
────チャラ
お母さんが出したのは、白い光を放つ、レインボームーンストーンがついた花のネックレスとブレスレット、イヤリング、そして指輪だった。
「こんなに?て言うか、こんな綺麗な石が付いたアクセサリーなんて付けられないよ...。それにこれのどこが魔法が使えるようにしてくれるのよ。」
「魔力がこもっているんだから魔法が使えるに決まってるでしょう?それに付けないと魔法使えないわよ?」
それはダメですね。
はい。
「でも、どうして急に?今までの一般学校で充分というかそこで良いんだけど。わざわざ魔法学園に転校する必要なくない?」
「私だってそれでいいと思ってたわよ。でも、三代魔法使いのあなたのおばあ様に、言われたんですもの。」
おばあ様が!?



