【完】強引なイケメンに、なぜか独り占めされています。





「でもオレは、ニーナのそばにいるからな……友達としてお前の隣にいるって決めたんだよ!」


「颯太……っ、」



いつも隣にいてくれた。

お日様みたいに温かい場所。


解放するかのように私の頬から手を降ろすと、眉を下げて微かに笑みを見せる。



「だから、もしニーナが今みたいにふざけたこと言ったら……オレは許さないからな?」


「うん……、」


「日和より毒吐いて、ニーナのこといじめてやるからな……!」


「え……、ひーちゃんが二人になるの!?」


「チビで貧乳で意地っ張りで寝癖ひどくて女子力ゼロでーーー、」


「……っ、ちょっと、早速!?」



てか、最早、ひーちゃんそっくりなんじゃ……。