「男の力には勝てないんだよ?わかったか?今後はよく覚えとけ」 勝ち誇った声に腹が立つ。 そんな私を嘲笑うかのように頭の上で笑った気配と同時に、完敗した私の手を放した。 悔しい~~~!!! けど、今のは全然力なんか入れてなかった……。 「私だって……そんなつもりじゃない……っ、ただ、告白しようと思っただけなのに……」 「告白?」 「っ、」 しまった………!!! 誰か私の口を縫い付けてください。