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──翌朝。
6時半にセットしていたアラームが鳴るより先に目が覚めた。
枕元のスマホに手を伸ばして画面をつけると、時刻の下にいつくかの通知が表示される。
いくつかの新着メッセージの中に、三成くんの名前があった。
送信された時間は午前4時20分。
ずいぶんと早起きだなあ、なんて感心しながら通知をタップする。
【朝、家に迎え行く。】
寝起きでぼんやりとしていた頭がいっきに覚醒した。
「迎えっ……?」
思わず声に出た。
急に言われても困る。だいたい何時何分に来るとか、そんな情報も一切ないし。
【ちょっと待って】
送ったものの、あとに続ける言葉が見つからず。
来なくていい、なんて言うのは失礼かな、とか。
もしかしたら何か話したいことや大事な用事があるのかもしれない、なんて考えているうちに既読がついてしまった。
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──翌朝。
6時半にセットしていたアラームが鳴るより先に目が覚めた。
枕元のスマホに手を伸ばして画面をつけると、時刻の下にいつくかの通知が表示される。
いくつかの新着メッセージの中に、三成くんの名前があった。
送信された時間は午前4時20分。
ずいぶんと早起きだなあ、なんて感心しながら通知をタップする。
【朝、家に迎え行く。】
寝起きでぼんやりとしていた頭がいっきに覚醒した。
「迎えっ……?」
思わず声に出た。
急に言われても困る。だいたい何時何分に来るとか、そんな情報も一切ないし。
【ちょっと待って】
送ったものの、あとに続ける言葉が見つからず。
来なくていい、なんて言うのは失礼かな、とか。
もしかしたら何か話したいことや大事な用事があるのかもしれない、なんて考えているうちに既読がついてしまった。