振り向くと、隣の席のアイツ。 なんでこんなタイミングで会うの! 「綺麗だな、イルミネーション」 私が怒った顔をしているのも見ずに言った。 その横顔はちょっと幸せそうで私も木を見上げた。 「うん…」 なんだか幸せな気持ちに満たされていった。 だけどこれは、アイツと一緒にいるからなんかじゃないよね、絶対。