次の日は朝の9時から業者が来たので、二時間もかからずに荷物はトラックの中へ。
母親と挨拶に来て、親の運転する車を見送ってから中に入る。
「さて、買出しにでも行かないと……」
支度をしていると影の1匹が出てきたので、どうしたのかと問うと小狐の姿になる。
影も出て来る時はやはり狐の姿で出てくる。
人のいない山里ならば、出して世話をさせるのだが、見られても困るので自分の影に隠しているだけだ。
「なんだい?」
「冬弥様、神社に何かおります。我々が影の間はそこまでしか分からないので……」
「ありがとう、見てくるよ。後でみんなで台所の稲荷を食べるといいよ」
そう言い、姿を消し神社へと向かう。
社務所に若い夫婦がお守りを買いに来ているのが見え、宮司にもその家族にも目には見えないが、守の札は貼ってあるので問題は無い。
木の影から周りをよく見ると、参拝している老夫婦に見えるものが狐だとわかる。
母親と挨拶に来て、親の運転する車を見送ってから中に入る。
「さて、買出しにでも行かないと……」
支度をしていると影の1匹が出てきたので、どうしたのかと問うと小狐の姿になる。
影も出て来る時はやはり狐の姿で出てくる。
人のいない山里ならば、出して世話をさせるのだが、見られても困るので自分の影に隠しているだけだ。
「なんだい?」
「冬弥様、神社に何かおります。我々が影の間はそこまでしか分からないので……」
「ありがとう、見てくるよ。後でみんなで台所の稲荷を食べるといいよ」
そう言い、姿を消し神社へと向かう。
社務所に若い夫婦がお守りを買いに来ているのが見え、宮司にもその家族にも目には見えないが、守の札は貼ってあるので問題は無い。
木の影から周りをよく見ると、参拝している老夫婦に見えるものが狐だとわかる。



