「そんなに、見ないで?ほんと、散らかってて、恥ずかしい」
「…もしかして、あやめさん、さっきまで掃除してました?」
「えっ?!わ、分かっちゃう?」
「分かりますよ…あやめさんの事なら…」
そんなやり取りをしつつも、彼をお気に入りのソファーに案内する。
そして、ちょっと待ってて、キッチンに入った。
体が温まるようにと用意しておいたティー・ロワイヤルを作って、彼の元に戻る。
そうすると、少し顔を赤くした彼が私を見て、もっと顔を赤くした。
「ん?どうかした?佳人くん?」
「い、いえ。なんでもない、です…」



