【完】好きだという言葉の果てに


「佳人くん?もしかして、嫌だった?」」


「はい?え?あ、いや、あの…滅茶苦茶嬉しいです。なんか、あやめさんのものって感じがします」


「それ、何気に変態発言だよ?」


「え、そうですか?」


「…ほんと、自覚ないんだね」



くすくす笑う彼女は凄くキュートなのに。

さっきほんの数秒だけ目にしたホクロは、滅茶苦茶セクシーで。


そのギャップに、また俺はやられてしまってる。